家庭用脱毛器で得られる効果は?


家庭用でVIOなどもセルフ脱毛を考えているんだけど、効果っていつから実感できるのかな…

実感できるのは1ヵ月に2回なら3ヵ月ぐらいが目安です、家庭用なら6ヵ月ならしっかりわかりますし、脱毛サロンなら1年後です。
また効果を確認できてからは「年に1回継続」してください!
家庭用脱毛器の利用を考えている方に先にお伝えしておきますが、家庭用では永久脱毛はできませんし、脱毛サロンと言われるところも同じく永久脱毛はできません。
永久脱毛をしたいのであれば、「医療脱毛」か「ニードル脱毛」にするしかありません。
ですので、完全に毛をなくしたいなら「セルフ脱毛=家庭用脱毛器」がおすすめです。6ヵ月ほど毎月照射して効果が実感できてからは「1年に1回」でずっと継続できます!
いまから永久脱毛とセルフ脱毛ことをもう深堀して、くわしくご説明していきます!
家庭用脱毛器では永久脱毛はできない

家庭用脱毛器では「永久脱毛できない」ので継続的にセルフ脱毛を行う必要があります。
自宅にいながら自分の好きなタイミングでいつでも脱毛ができる家庭用脱毛器ですが、使用することでムダ毛を完全に0にする、いわゆる永久脱毛の効果はありません。
永久脱毛とは、毛が生えるために必要な毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域という器官を破壊することで「毛を再生できなくさせる」ことができます。
永久脱毛とその他の脱毛との違いは「毛が再生するかしないか」ですので、かんたんにいうと毛根(毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域)を破壊させる。毛根を破壊させる行為は医療行為にあたるので、「医療機関での医師や看護師の資格をもつ人だけが医療脱毛(永久脱毛)を行えます。
ですので、永久脱毛は「医療脱毛のクリニック」でしか受けることができません。家庭用脱毛器やサロンでは永久脱毛ではないことを覚えておきましょう。
永久脱毛の定義とは?

永久脱毛の定義は「毛穴の発毛組織を破壊」です。
永久脱毛は「ムダ毛が完全に生えてこなくなる」と思っている方が多いと思いますが、厳密にいうとそれは間違いでもあり正解でもあります。というのも、日本には正確な永久脱毛の定義というものはありません。
米国電気脱毛協会が発表している永久脱毛の定義
「最終から1ヵ月後の毛の再生率が20%以下の状態であればよい」
米国FDA(日本でいう厚生労働省)が発表している永久脱毛の定義
「一定の施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少しその状態が長期間に渡って維持されること」
米国FDAでは、永久脱毛の定義に当てはまる施術として毛穴の発毛組織を破壊できるニードル脱毛を挙げています。
永久脱毛が可能なのは「医療脱毛」「ニードル脱毛」だけ

永久脱毛が可能なのは、医療機関での「レーザー」と「ニードル」だけですが、どちらも時間もかかるし手軽にしにくいところがネックですね。
メラニン色素に反応するレーザーを照射して毛が生える組織を破壊します。毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域を破壊するので、1度照射した箇所から再び毛が生えてくることはありません。
黒いものに反応するのでほくろのある部分や日焼けしたお肌などにはレーザー脱毛は難しいです。
毛穴の一つ一つに電気が流れる針を使用して毛根を破壊する脱毛方法です。たっくさんある毛穴のひとつひとつに直接ニードル(針)を挿し、電気を流して組織を破壊していきます。
毛根に直接的にダメージを与えることができるので、レーザー脱毛よりも確実な永久脱毛が可能ですが、強い痛みが伴うこととに電気が流れる針を使用して毛根を破壊する脱毛方法です。たっくさんある毛穴のにアプローチしないといけないので非常に時間がかかることがデメリットとなります。
家庭用脱毛器は継続使用で抑毛・減毛効果が得られる

医療脱毛であっても完全に脱毛する事はできないので、家庭用脱毛器なら継続して使うことできれいになります!
家庭用では永久脱毛ができないとお伝えしましたが、そもそも永久脱毛でも完全にムダ毛が0になるわけではありません。
ムダ毛を完全になくすことはできませんが、継続的に使用することでムダ毛の抑毛・減毛効果が得られます。
ムダ毛処理完了の目安は人によってさまざまですよね。
- 完全に生えてこなくなるまで処理したい
- お手入れが月に1回で済むようになればいい、
といった人もいると思います。
家庭用脱毛器なら継続的に使用することで格段にムダ毛の自己処理の回数を減らすことができます。医療脱毛のクリニックやサロンよりも手間はかかります。
費用を抑えたい(手間がかかっても安くしたい)予約が取れないなどストレスを感じたくなくて(いつでも自分のペースで脱毛したい)このように考える方には、家庭用脱毛器がおすすめです。
家庭用脱毛器の効果はいつから効果が実感できる?効果的な使い方は?


部位によって効果がわかりやすいのはまちまちですが、脇に関しては6ヵ月ぐらい効果が感じられます。
まずは家庭用の商品(私はケノンを利用)を選びスケジュールを立てましょう。
- 1週間~2週間に1回のペースで照射してください!
- 3ヵ月である程度の効果が実感できる
- 6ヵ月で効果が実感できないようでしたら使い方(パワーが弱い垂直に当たっていないなど)が間違えているのかもしれません。
家庭用で効果を得ようとすると、1週間に一回というのが一番多く推奨されています。
家庭用で早く効果を感じたいからと「毎日やったら早いんじゃないの?」と思うと思いますが、効果は1週間に1回でも毎日でも同じです。ですが副作用(肌が赤くなったりと荒れる)があるので気をつけてください!
家庭用脱毛器の使用頻度は1~2週間に1回

部位によって効果がわかりやすいのはまちまちですが、脇に関しては6ヵ月ぐらいです。
家庭用で脱毛したい部位によりますが、使いはじめは1~2週間に1回の使用をおすすめしています。
毎日使用しても効果がないだけでなく、無駄にお肌にダメージをあたえるだけなので、使用する家庭用メーカー推奨の使用頻度を必ず守るようにしてください。
私が使ったケノンは1~2週間に1度の使用をおすすめしています。
お手入れは、毛周期に合わせて照射するのが1番効率の良い方法です。毛周期には、「成長期」「退行期」「休止期」と、3つのサイクルがあります。照射して脱毛の効果を得られるのはこのサイクルの中で「成長期」の毛のみになります。
なので、お手入れは毛周期のサイクルに合わせた1~2週間に1回の照射がおすすめです。生えてくる毛の量が少なくなってきたら照射の間隔も徐々に空けていきましょう。
家庭用脱毛器で効果を実感できる期間は2~3カ月

2~3ヵ月ぐらいである程度の効果は実感できます!
家庭用では実感できるまでの期間は約2~3ヵ月と言われています。もちろん個人差はあり、毛の濃さや量は人によってそれぞれ違うので得られる効果も変わってきます。
家庭用脱毛器メーカーが推奨している使用頻度は使い始めは1~2週間に1度。
2~3ヵ月後から徐々に脱毛の効果も実感でき、生えてくるムダ毛の量も少なくなってくると思うので、そうなれば使用頻度を下げて徐々に間隔を空けていくといいでしょう。
その後は、自分が納得できるまでお手入れを継続していくといいと思います。部位によっても脱毛の効果は違いますし、脱毛完了の目安も人によって違いはあります。
自己処理が必要なくなるまでの期間は1年程度と考えておいてください。
脇、VIOなど毛が濃く太いパーツは効果の実感に時間がかかる

アンダーヘア(V)に関しては、3ヵ月ほどで効果を実感できました!
家庭用で全身の照射をはじめても効果には個人差があり、また部位によっても効果が違ってきます。
脇やVIOなどの毛は「性毛」といわれ、第ニ次性徴期(思春期の身体が変化する時期)からホルモンの働きによって生えはじめる体毛の事をいいます。
「性毛」は比較的太く、同じ箇所に生えていても向きがバラバラで、毛根部の組織がしっかりしているという特徴があります。毛根部の組織が強いということは脱毛の処理にも時間がかかりやすいということなので、脱毛完了までの期間も長くなります。
また、太く濃い毛の箇所ははじめは痛みを強く感じてしまいやすいので、照射レベルを下げる等の工夫が必要です。回数を重ねることで痛みが軽減していくので、それまで少し我慢しましょうね。
腕、脚などは効果の実感までが早い

2ヵ月ぐらいである程度の効果は実感できます!
脇やVIOなどの毛を性毛というのに対し、腕や脚などのホルモンの影響を受けずに生えている体毛のことを「無性毛」といいます。
腕や脚のムダ毛は脇やVIOに比べて毛が薄くそれほど太くもありません。
「無性毛」のムダ毛は毛周期も比較的短いとされているので、脱毛の効果を感じやすい箇所だといえ、腕は皮膚の感覚も鈍く痛みは少ないと思いますし、脚の場合は内側やひざは皮膚が薄いので痛みを感じやすい箇所です。
腕や脚のムダ毛は自己処理する回数が多く、毛穴が目立っていたり赤いブツブツができてしまったりと肌トラブルを経験した方もたくさんいると思いますが、この際、家庭用脱毛器でお手入れすることで、自己処理から解放されるだけではなく、きれいでツルスベなお肌を手に入れることができます♪
家庭用脱毛器の種類や機能について


2~3ヵ月ぐらいである程度の脱毛効果は実感できます!
サロンと違いセルフの場合は様々な機能を理解しておく必要があります。
また方法「家庭用フラッシュ(光)脱毛器」と「家庭用レーザー脱毛器」を理解して、その脱毛器にあった施術方法で脱毛していきましょう!
たとえば、
- 照射前と後は「しっかりアイシングしてくださいよー」
- 肌が弱い人は「まず弱めで目立たないところから始めてくださいー」
- しっかりしたいからといって「肌にひっつけすぎないように気をつけてください!」
と、注意しないといけない点がいろいろあります。ですので脱毛器にあった注意点をしっかり確認してからご利用してください!
家庭用フラッシュ(光)脱毛器の特徴

家庭用脱毛器には、大きく分けると「フラッシュ(光)脱毛器」と「レーザー脱毛器」の2つの種類あります。
家庭用脱毛器には、大きく分けて「フラッシュ(光)脱毛器」と「レーザー脱毛器」の2つの種類があります。
特殊な光を毛の黒い部分(メラニン色素)に当てて、毛根にダメージをあたえることで脱毛の効果を得ることができます。
フラッシュ(光)脱毛器には、「ipl方式」や「SSC方式」「THR方式」など複数の種類がありますが、一般的な家庭用脱毛器はIPL方式を採用しています。
フラッシュ(光)脱毛器は、脱毛サロンで使用されているのと同じ方式で、家庭で使用できるように照射のパワーは抑えてあります。初心者さんにも使いやすくて1度の照射面積が広いので照射回数も少なく短時間でお手入れが完了します。
また、レーザー式の脱毛器と比べて痛みが少ないのも特徴ですので、初めての方はこちらのがおすすめです!
家庭用レーザー脱毛器の特徴

効果は強いが痛みも強い、照射できない部分の多いので「購入前にしっかり確認」してください!
毛のメラニン色素にレーザーを当てた際に発生する熱が毛根にダメージを与えることで脱毛の効果を発揮します。家庭用脱毛器の中でもレーザー脱毛器は特に脱毛効果が高いことが魅力の1つですが、その分他の脱毛器に比べて痛みも強く出ます。
皮膚が薄い顔やデリケートゾーンなどには使用できないこともあるので、脱毛したい箇所が決まっている場合は購入前に使用できる箇所を確認しましょう。
照射面積が狭くピンポイントでムダ毛を狙い撃ちするのがレーザー式脱毛器の特徴です。
なので、全身をくまなく脱毛したいといった方には時間がかかってしまうので大変に感じてしまうこともあるかと思いますが、痛みが出やすいが効果は抜群なので「早く効果を感じたい!」ということを目的とするならレーザー式の脱毛器もおすすめです。
カートリッジ交換式と本体交換式の特徴について

家庭用脱毛器には「カートリッジ交換式」と「本体交換式」の脱毛があります。
照射回数を使い切ってしまってもカートリッジを交換することで何度でも使用が可能です。それぞれのカートリッジを持つことで「本体1つで家族や友達とシェアすることができる」ので衛生的にも安心して使用することができます。
また、カートリッジには種類がたくさんあり脱毛のお手入れ以外にも美顔器としての機能があるものも多いです。
カートリッジの交換ができないタイプで、簡単にいうと使い捨てということになります。使用可能な照射回数を打ち切ってしまうと本体ごと捨てるしかありません。メーカーによって照射回数に違いがあるので、コスパ等そのへんもチェックして自分に合った脱毛器を選んでくださいね♪
冷却クーリング機能について

冷却クーリング機能とは、照射しながら同時にお肌を冷やしてくれる機能のことです。
家庭用脱毛器にはこの冷却クーリング機能がついているものとついていないものがあります。冷却クーリング機能があると、照射による痛みや熱を和らげてくれるのが魅力の1つです。
実際、「冷却クーリング機能がついている方が照射の際の痛みを感じにくい」といった口コミもあります。
また、冷却クーリング機能がついていないと、照射の前後で保冷剤等で自分で照射箇所を冷やさないとお肌に痛みや刺激を感じる場合があります。
痛みに弱い方や、毎回の照射前後に保冷剤等で照射箇所を冷やすのが面倒だなと感じる方は冷却クーリング機能がついているものをおすすめします!
タッチセンサー機能について

タッチセンサー機能は、照射面と肌がしっかり密着していないと照射されない仕組みのことです。
照射箇所に触れる前に誤ってボタンを押してしまって、目などに照射してしまわないようにするための機能です。
メーカーによっては、照射ボタンを押さなくても照射面と肌がきちんと密着すればタッチセンサー機能が反応し、自動的に照射されるものもあるので、短時間で効率的にお手入れをすることが可能です。
お子様がいる家庭だと、間違えて照射ボタンを押してしまっても無駄打ちや目など危険な箇所への照射を防ぐことができて安心して使用できますね。
また、無駄打ちが減ることでカートリッジや本体の照射回数を無駄にすることなく使い切ることができるのもタッチセンサー機能のメリットといえます。
照射レベル調整機能について

照射のレベルを段階的に調節できる機能がついているものを選ぶのがおすすめです。
基本的にはどの家庭用脱毛器メーカーも、5段階前後の照射レベルの調節が可能かと思います。
慣れていないはじめのうちは、痛みを強く感じてしまうことがあるので低いレベルからスタートして、慣れてきたらレベルをあげて照射していくと効果的です。
また、デリケートゾーンや皮膚の柔らかく薄い箇所は痛みが強く出ることがあるので、弱めのレベル設定ができる脱毛器の方が、無理なく使用することができます。
痛みを我慢してでも高いレベルで照射するのは、お肌にダメージを与えるだけでなく、脱毛自体が負担になってしまいかねません。
無理のない範囲で使えるかどうかも使用するうえでの大切なポイントの一つです。
家庭用脱毛器で脱毛効果が得られる仕組み


重要なのは毛周期にあわせて(成長期のタイミング)施術すること
「ほんとに脱毛できるの?何度やってもしっかり毛が生えてくるんだけど。」薄くはなっているきもするけど・・・不安になっていこのページを見ていると思います。
先に答えを言うと、「大丈夫です!継続は必要ですがきちんとなくなります」。ですが、効果が薄いならタイミングが少し間違えているかもしれません。
「重要なのは毛周期にあわせて(成長期のタイミング)施術すること」です。
サロンであればタイミングに合わせてコントロールしてくれます。「次は50日後にしてくださいねー」などと、サロン側が部位によってコントロールしてくれますが、家庭用の脱毛器を使っている方に関してはそうはいきません。ご自身で施術のタイミングを管理することになります。
部位によって毛周期が違うので、施術したタイミングを記録しそのタイミングに合わせ、さらに成長期のタイミングで施術してください。
家庭用脱毛器の仕組みとは?
家庭用脱毛器の仕組みは「フラッシュ(光)脱毛器」だと、機械から照射される光が毛穴の中の黒い部分(メラニン色素)を刺激して毛根にダメージをあたえることでムダ毛を抑制します。
「レーザー脱毛器」は、照射したレーザーが黒い部分(メラニン色素)に当たるとレーザーの光エネルギーが熱に変わります。この熱が毛根にダメージをあたえて効果を得ることができます。
どちらもサロンや医療脱毛のクリニックで使用されている方式です。家庭で安全に使用できるように照射パワーは抑えて製品化されているので、効果はサロンやクリニックよりは低く、脱毛完了までの照射回数もより多く必要になります。
脱毛の方式はサロンやクリニックと同じですが、効果には違いがあり、家庭用脱毛器で永久脱毛の効果はありません。ムダ毛を抑制する・減毛効果があるぐらいに思っておくといいと思います。
脱毛器の光は成長期の毛にしか反応しない
家庭用脱毛器も、脱毛サロンや医療脱毛のクリニックと照射のメカニズムは同じで、機械から照射される光(またはレーザー)が、毛穴の中の黒い部分(メラニン色素)を刺激して毛根にダメージをあたえることで脱毛効果があります。
毛周期と脱毛効果の関係は深く、「成長期」の毛はメラニン色素が特に濃く、逆に「退行期」や「休止期」の毛はメラニン色素が薄いのが特徴です。家庭用脱毛器の光やレーザーは、「成長期」のメラニン色素が濃い毛にしか反応しません。
さらに、「成長期」の毛は体全体のムダ毛の約20%ほどしかなく、ほとんどは「退行期」か「休止期」の毛になります。効率的よく脱毛をすすめるために毛周期に合わせて照射するのが1番おすすめです。
毛周期について
毛周期とは、毛の生え変わるサイクルのことで「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返します。
全体的にムダ毛が生えていても、照射による効果は毛周期の「成長期」の毛にしかありません。
1度の脱毛で「成長期」を迎えているムダ毛の割合は約20%ほど。毛周期は部位によってもバラバラなため、すべての毛が「成長期」というタイミングはありません。
なので、定期的な照射をすることが必要です。
また、毛抜きによる自己処理や生活習慣の乱れによるホルモンバランスの崩れから、毛周期が乱れてしまい効果が得られにくくなるケースもあるので気を付けましょう。
自己処理はカミソリか電気シェーバーを使用して優しく剃ってくださいね。
成長期とは?
毛周期のサイクルの中で脱毛は、成長期の毛にしか照射しても反応しないとお伝えしましたが、成長期は「成長初期」と「成長後期」にわかれています。
「成長初期」は、毛母細胞の分裂が始まって皮膚の中でも毛の成長がはじまります。そのまま成長がすすみ「成長後期」では、毛母細胞が活発に分裂し始め、毛がより成長し、皮膚表面に出てきている状態のことをいいます。
なぜ成長期のムダ毛にしか脱毛効果を得られないのかというと、脱毛の機械は照射される光やレーザーが黒(メラニン色素)に反応することで脱毛の効果があるので、成長期の毛は毛乳頭からの養分で毛母細胞が活発にはたらき、メラニン色素が濃いのです。
メラニン色素が濃いと、照射の光やレーザーが強く反応し、毛根までダメージをあたえることができます。
退行期とは?
退行期とは、毛の成長が止まる時期のことをいいます。
毛母細胞の分裂スピードが遅くなり、ムダ毛が毛穴から離れて抜け落ちる準備をはじめる期間のことです。メラニン色素が薄い時期でもあるので、脱毛の効果は得られにくいとされています。
「成長期」の毛にしか脱毛効果がないとされていますが、「成長期」「退行期」「休止期」のムダ毛を見分ける方法はありません。腕や脚などの部位によっても毛周期はバラバラで、毛の状態を見て判断することももちろんできないですし、さらにムダ毛の生え変わりのサイクルは無数にある毛穴のひとつひとつ違うのです。
1度の照射で脱毛効果が得られる「成長期」の毛は全体の約20%といわれていて、大半が「退行期」と「休止期」の毛です。このことから、脱毛のお手入れには定期的な照射と長い期間が必要になります。
休止期とは?
休止期は、毛が抜け落ちて毛穴がお休みをする時期のことです。
引っ張ったり、なにもしていなくても髪の毛やまつ毛が自然と抜け落ちるのは、成長期を終えた毛が退行期や休止期に入ったためです。一定期間(部位によって期間は変わります)のお休みの後、また毛母細胞が活発になることで成長期へと毛周期のサイクルが戻る仕組みになっています。
休止期の毛もメラニン色素が薄く、脱毛の効果は最も得られにくいといわれています。脱毛器で毎日照射する意味がないのは、この毛周期が関係しているからです。成長期の毛にしか脱毛効果はなく、1度照射した箇所に何度照射をしても効果はありません。
次の成長期の毛に照射するために1~2週間程度の期間を空ける必要があるのです。
脱毛効果が実感しにくいケース・濃く太い毛
家庭用脱毛器では、効果が比較的遅く実感しにくい場合もあります。
脇やVIOなどのデリケートゾーンは濃く太い毛で、毛根部の組織がしっかりしているという特徴があります。
毛が濃い箇所は、照射レベルによっては痛みが強く出る可能性が高いです。
痛みに弱い方は照射レベルを下げて回数を重ねた方が良いですが、そうすると効果を得るのに時間がかかってしまい、完了までの期間も長くなります。
だからといって、痛みを我慢して高い照射レベルで続けるとお肌の負担になり、肌トラブルの原因にもなってしまいます。
そうなると結果的に完了までの期間がのびてしまうので、無理のない範囲で照射前後の冷却や保湿ケアも忘れず行いましょう。
脱毛効果が実感しにくいケース・産毛や細い毛
濃く太い毛だと効果を実感しにくいとお伝えしましたが、その逆もあって、産毛や細い毛も実感しにくい傾向にあります。
脇やVIOなどの太く濃い毛は痛みが強く出やすい箇所なので照射レベルを落とすことで完了までの期間が長くかかってしまいますが、産毛や細い毛に関しては、メラニン色素が他の箇所より薄いので、毛根までしっかり照射し、照射レベルを上げなければいけません。
照射レベルをあげるともちろんお肌にあたえるダメージも大きくなってしまいます。
痛みやダメージが大きいとどうしても完了までの間隔が空いてしまいます。産毛や細い毛に関しては完了まで長い期間がかかると考えておくといいと思います。
脱毛効果が高い!人気の家庭用脱毛器5選

使い方も理解できたと思いますので、私が購入する際に悩んだ家庭用5つ(【ケノン】エムロック・【脱毛ラボホームエディション】脱毛ラボ・【シルクエキスパートPro5】・RAUN・【LAVIE】ラヴィ・【トリア パーソナルレーザーX4】トリア)をご紹介していきたいと思います。
山のように各社から販売されているので迷いに迷老いましたが、私は「ケノン」を購入しましたので、おすすめはケノンになりますね。
なぜ、ケノンだったのかは、
- 照射範囲が広い|めんどくさがりなのでちまちまやりたくない
- VIOができるかどうか?背中などはどうしてもできないのでサロンでやってもらうとして、できる部分、まめにやりたい部分(ワキやVIO)をできないと意味がないってくらい
- 照射レベル|小さいよりは、大きい方がいいに決まっているので、大きいものを選んだ、マックスでやり続けても効果がないというのが一番腹が立つ
- 安い|コスパの問題
2人に1人がもっている家庭用脱毛器。みなさんもコスパがよく自分に合った脱毛器を購入してムダ毛にさよならしてください!
【ケノン】エムロック

ケノンは家庭用脱毛器の中でも圧倒的な人気があります。
カートリッジ交換式で、カートリッジの種類も豊富で照射箇所に応じて使い分けをすることもできます。
本体さえあればカートリッジを別で購入して家族やお友達とシェアできるのも魅力の1つです。
カートリッジ毎に照射をカウントしてくれて、衛生面でも安心して使用することができます。また、シミ取りやスキンケア等のカートリッジもあるので、脱毛のお手入れが完了しても美顔器として半永久的に使用することが可能です。
脱毛とスキンケアの両方で考えても、コスパめちゃくちゃいいと思います。
ケノンには冷却機能はついていないので、保冷剤で冷やしながらのお手入れをおすすめします。
【脱毛ラボホームエディション】脱毛ラボ

「サロン品質を、おうちで」ということをコンセプトに作られた脱毛サロンの「脱毛ラボ」が考案した家庭用です。1照射あたり約10ジュールという脱毛サロンとほぼ同等の照射パワー出力を実現しています。
照射パワーは5段階から選べるので、照射箇所や痛みに合わせて調整も可能です。
顔やVIOを含め、全身に対応していて男性のヒゲ脱毛にも効果を発揮します。冷却クーリング機能も搭載しているので、めんどくさい照射前後の冷却も必要なし。
また、連続照射機能もあり、照射の度にボタンを押さなくてもいいので、全身への照射がわずか約15分で完了します。「高性能タッチセンサー」のおかげで、凹凸が多い指や顔、手や足の甲、自分では照射しにくい背中等も楽にケアできます。
【シルクエキスパートPro5】BRAUN

電動シェーバーで有名なBraunの「シルクエキスパートPro5」は、顔から足まで全身に照射できる、脱毛サロンと同じIPL方式の光脱毛ができる家庭用です。連続照射モードだと、フラッシュの照射間隔が0.5秒なので、短い時間で全身をお手入れできるのがメリットです。
照射の際の出力パワーは自動で調整してくれる機能が搭載されているので、肌の色に合わせて負担の少ないケアが可能です。顔や脇、VIOなどのデリケートゾーンへのケアに最適なコンパクトヘッド付きで、モードも「普通」「やわらか」「超やわらか」モードの3段階から選ぶことができます。「やわらか」「超やわらか」モードでは照射パワーを落として肌をいたわりながら脱毛してくれます。
継続的な照射で毛穴にもアプローチできるので、脱毛しながら同時に美肌ケアもできてしまう優れものです。
【LAVIE】ラヴィ

「業界最高クラスの光パワーを自宅で体験」がコンセプトになっている家庭用。照射面積は6㎠で、細かい部分にも使いやすいです。
小型で小回りがきく設計になっていて、重量はわずか110gなので、扱いやすさも抜群。片手でラクラク脱毛できてしまいます。最大照射回数はマックスで100万回程度となっていますが、カートリッジ交換ができるので半永久的に使用できます。
美顔カートリッジも別売りであるので、ヘッドを交換するだけで人気のフォトフェイシャル美顔器として使用可能なのもとても魅力的。
パワーは7段階で調整が可能です。肌のコンディションや照射箇所、毛の濃さに合わせて照射レベルを調整することができます。
顔やVIOの全身に使用できる安心の日本製の家庭用脱毛器です。
【トリア パーソナルレーザー脱毛器X4】トリア

クリニックで使用されているダイオードレーザー技術を開発したレーザーの専門家によって考案された商品。家庭用では唯一のレーザー式脱毛を採用していて、医療脱毛で使用されている蓄熱式ダイオードレーザーを搭載した機種となります。
光脱毛にはない脱毛力を取得し、特許を取得しています。3ヵ月程度で効果が実感できるそうです。早いっ。
「光脱毛では物足りない」「早めに効果を実感したいけど自宅でしたい」という人にはピッタリの家庭用です。アメリカではFDAの認可も得ているので、安心して使用できる商品です。
カートリッジ等の部品交換は一切不要なので、ランニングコストがかからないのも嬉しいポイント。レーザーは痛みが強いといわれていますが、照射レベルは5段階で調整可能なので低いレベルで照射すると痛みに弱い方でも安心できます。
家庭用脱毛器の効果はいつから実感できる?のまとめ
今回は、家庭用脱毛器での効果の実感についてまとめました。
家庭用脱毛器では永久脱毛はできませんが、継続して使用することでムダ毛抑毛・減毛効果が得られるということが分かりました。
1~2週間に1度のお手入れで2~3ヵ月程度で効果を実感できるかと思います。ですが、効果の実感には個人差があり、使用するメーカー、部位や照射頻度によっても違いが出てきます。
家庭用脱毛器のメリットはいつでも自分の好きなタイミングでお手入れができることです。早く効果を得たいとは思いますが、脱毛サロンやクリニックでの医療脱毛とは照射のパワーが違うので、根気強く長い期間でのお手入れが必要です。無理のない範囲で自分に合ったペースでお手入れをしてください♪
毛周期に合わせた照射や、全身の保湿ケアでも効果は変わってくるので頑張ってムダ毛のないお肌を目指しましょう!