家庭用脱毛器で得られる効果は?

あーー、ムダ毛の処理がめんどくさい、脱毛サロンで永久脱毛するのもお金がかかるし、そもそも通わないといけないし、何より予約が取れないって聞くし、結局心が折れて途中で行かなくなるような気もする。
わかります、私もダラダラする方なので何もかもめんどくさい。で、いろいろ調べて結局のところ私は家庭用脱毛器に落ち着きました。
継続して利用することで脱毛効果が得られる(永久脱毛ではない)し、何より自宅で好きなタイミングでできるということにテンションが上がり、結果的に「私はケノンを購入」しました。
良かった点は、うまくやれば「永久脱毛並みの効果が得られる」「家で好きなタイミングでできる」「好きな部位を好きなだけできる」「安い」です。
どのようにすればいい感じに脱毛できるのかをご説明していますので読んでみてください!
家庭用脱毛器では永久脱毛はできない
自宅で自分の好きなタイミングでいつでも手軽にできる家庭用脱毛器ですが、継続的に使用することでムダ毛を完全に0にする、いわゆる永久脱毛の効果はあるのでしょうか?
答えはNOです。
家庭用脱毛器では、永久脱毛の効果は得られません。永久脱毛は、毛が生えるために必要な毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域という器官を破壊することで毛を再生できなくさせることができます。
永久脱毛とその他の脱毛との違いは「毛が再生するかしないか」です。
毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域を破壊させる方法は、医療行為にあたるので、医療機関での医師や看護師の資格をもつ人だけが行えます。なので、永久脱毛は医療脱毛のクリニックでしか受けることができません。家庭用脱毛器やサロン脱毛は永久脱毛ではないことを覚えておきましょう。
永久脱毛の定義とは?
永久脱毛は、「ムダ毛が完全に生えてこなくなる」と思っている方が多いと思いますが、厳密にいうとそれは間違いでもあり、正解でもあります。
というのも、日本には正確な永久脱毛の定義というものはありません。
日本での永久脱毛の定義は、
米国電気脱毛協会が発表している永久脱毛の定義
- 最終脱毛から1ヵ月後の毛の再生率が20%以下の状態であればよい。
米国FDA(日本でいう厚生労働省)が発表している永久脱毛の定義
- 一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること
を用いて永久脱毛の定義とされています。
米国FDAでは、永久脱毛の定義に当てはまる施術として、毛穴の発毛組織を破壊できるニードル脱毛を挙げています。
永久脱毛が可能なのは「医療脱毛」「ニードル脱毛」だけ
永久脱毛が可能なのは、医療機関でのレーザー脱毛とニードル脱毛だけになります。
レーザー脱毛は、メラニン色素に反応するレーザーを照射して、毛が生える組織を破壊します。毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域を破壊するので、1度照射した箇所から再び毛が生えてくることはありません。
ですが、黒いものに反応するのでほくろのある部分や日焼けしたお肌などにはレーザー脱毛は難しいです。
ニードル脱毛は、電気が流れる針を使用して行う脱毛方法です。たっくさんある毛穴のひとつひとつに直接ニードル(針)を挿し、電気を流して組織を破壊していきます。直接的にダメージを与えることができるので、レーザー脱毛よりも確実な永久脱毛が可能ですが、強い痛みが伴うこと、毛穴のひとつひとつにアプローチしないといけないので非常に時間がかかることがデメリットとなります。
家庭用脱毛器は継続使用で抑毛・減毛効果が得られる
家庭用脱毛器では永久脱毛ができないとお伝えしましたが、そもそも永久脱毛でも完全にムダ毛が0になるわけではありません。ムダ毛を完全になくすことはできませんが、家庭用脱毛器は、継続的に使用することでムダ毛の抑毛・減毛効果が得られます。
ムダ毛処理の完了の目安は人によってさまざまで、完全に生えてこなくなるまで処理したい人もいれば、お手入れが月に1回で済むようになればいい、といった人もいると思います。家庭用脱毛器でも、継続的に使用することで格段にムダ毛の自己処理の回数を減らすことができます。医療脱毛のクリニックやサロン脱毛よりも手間はかかりますが、脱毛にかかる費用は抑えられるのでこまめなお手入れができる人にはとてもおすすめです。
家庭用脱毛器の効果がいつから効果が実感できる?効果的な使い方は?

脱毛器を購入し、いざ「脱毛しよう」と思っても自分で脱毛するタイミングを決めて、この部分はいついつやってと、計画を立ててやっていなかといけません。家庭用の脱毛器とはいえ、強力な業務用と家庭用に落とし込んだものなので、強く押し付けてしまった、パワーが強すぎたなどで失敗すれば「ヤケド」を負ったりすることもありますので、注意してください。
具体的に家庭用脱毛器で脱毛効果を得ようとすると、1週間に一回というのが一番多く推奨されています。「じゃー毎日やったら早く脱毛できるんじゃないの?」と思うと思いますが、結果は同じで、、毎日やっても週に一回やっても同じです。この辺りは下記に詳しく書いていますので、効率のいい家庭での脱毛ライフにお役立てください!
家庭用脱毛器の使用頻度は1~2週間に1回
家庭用脱毛器は、使いはじめは1~2週間に1回の使用をおすすめしています。毎日使用しても効果がないだけでなく、無駄にお肌にダメージをあたえるだけなので、使用するメーカー推奨の使用頻度を必ず守るようにしてください。ほとんどのメーカーは1~2週間に1度の使用をおすすめしています。
脱毛のお手入れは、毛周期に合わせて照射するのが1番効率の良い方法です。毛周期には、「成長期」「退行期」「休止期」と、3つのサイクルがあります。照射して脱毛の効果を得られるのはこのサイクルの中で「成長期」の毛のみになります。
なので、脱毛のお手入れは毛周期のサイクルに合わせた1~2週間に1回の照射がおすすめです。脱毛の効果が出てきて生えてくる毛の量が少なくなってきたら照射の間隔も徐々に空けていきましょう。
家庭用脱毛器で効果を実感できる期間は2~3カ月
家庭用脱毛器では、効果を実感できるまでの期間は約2~3ヵ月と言われています。もちろん個人差はあり、毛の濃さや量は人によってそれぞれ違うので得られる効果も変わってきます。家庭用脱毛器のほとんどのメーカーが推奨している使用頻度は使い始めは1~2週間に1度。
2~3ヵ月後から徐々に脱毛の効果も実感でき、生えてくるムダ毛の量も少なくなってくると思うので、そうなれば使用頻度を下げて徐々に間隔を空けていくといいでしょう。その後は、自分が納得できるまでお手入れを継続していくといいと思います。部位によっても脱毛の効果は違いますし、脱毛完了の目安も人によって違いはあります。自己処理が必要なくなるまでの期間は1~2年程度と考えておいてください。
脇、VIOなど毛が濃く太いパーツは効果の実感に時間がかかる
家庭用脱毛器で全身の照射をはじめても効果には個人差があり、また部位によっても効果が違ってきます。
脇やVIOなどの毛は「性毛」といわれ、第ニ次性徴期(思春期の身体が変化する時期)からホルモンの働きによって生えはじめる体毛の事をいいます。「性毛」は比較的太く、同じ箇所に生えていても向きがバラバラで、毛根部の組織がしっかりしているという特徴があります。毛根部の組織が強いということは脱毛の処理にも時間がかかりやすいということなので、脱毛完了までの期間も長くなります。
また、太く濃い毛の箇所ははじめは痛みを強く感じてしまいやすいので、照射レベルを下げる等の工夫が必要です。回数を重ねることで痛みが軽減していくので、それまで少し我慢しましょうね。
腕、脚などは効果の実感までが早い
脇やVIOなどの毛を性毛というのに対し、腕や脚などのホルモンの影響を受けずに生えている体毛のことを「無性毛」といいます。
腕や脚のムダ毛は脇やVIOに比べて毛が薄く、それほど太くもありません。「無性毛」のムダ毛は毛周期も比較的短いとされているので、脱毛の効果を感じやすい箇所だといえます。腕は皮膚の感覚も鈍く、痛みは少ないと思います。脚の場合は、内側やひざは皮膚が薄いので痛みを感じやすい箇所です。腕や脚のムダ毛は自己処理する回数が多く、毛穴が目立っていたり、赤いブツブツができてしまったりと肌トラブルを経験した方もたくさんいると思います。脱毛器でお手入れすることで、自己処理から解放されるだけではなく、綺麗なツルスベ肌を手に入れることができます♪
家庭用脱毛器の種類や機能について

脱毛サロンと違い、自分で脱毛するので、様々な機能を理解しておく必要がり、また脱毛の方法(家庭用フラッシュ(光)脱毛器と家庭用レーザー脱毛器)を理解してそのほうほうにあった施術方法で脱毛していかないといけません。
たとえば、脱毛する前と後には「しっかりアイシングしてくださいよー」とか、肌が弱い人は、「まず弱めで目立たないところから始めてくださいー」、しっかり脱毛したからと言って「はだにひつtけすぎないようにきをつけてください!」とか注意しないといけない点がいろいろあります。
ですので、まず最初に2種類を選んでから、その脱毛器にあった注意点をしっかり確認してからご利用、または購入してください!
家庭用フラッシュ(光)脱毛器の特徴
家庭用脱毛器には、大きく分けて「フラッシュ(光)脱毛器」と「レーザー脱毛器」の2つの種類があります。
フラッシュ(光)脱毛器は、特殊な光を毛の黒い部分(メラニン色素)に当てて、毛根にダメージをあたえることで脱毛の効果を得ることができます。フラッシュ(光)には、IPL方式やSSC方式、THR方式など複数の種類がありますが、一般的な家庭用脱毛器はIPL方式を採用していることが多いです。
脱毛サロンで使用されているのと同じタイプで、家庭で使用できるように照射のパワーは抑えてあります。初心者さんにも使いやすく、1度の照射面積が広いので照射回数も少なく短時間で脱毛のお手入れが完了します。
また、レーザー式の脱毛器と比べて痛みが少ないのも特徴です。
家庭用レーザー脱毛器の特徴
レーザー脱毛器は、レーザーを毛のメラニン色素に当てた際に発生する熱が毛根にダメージを与えることで脱毛の効果を発揮します。家庭用脱毛器の中でもレーザー脱毛器は特に脱毛効果が高いことが魅力の1つですが、その分、他の脱毛器に比べて痛みも強く出ます。
さらに、皮膚が薄い顔やデリケートゾーンなどには使用できないこともあるので、脱毛したい箇所が決まっている場合は購入前に使用できる箇所を確認しましょう。照射面積が狭く、ピンポイントでムダ毛を狙い撃ちするのがレーザー式脱毛器の特徴です。なので、全身をくまなく脱毛したいといった方には時間がかかってしまうので、大変に感じてしまうこともあるかと思います。痛みが出やすい分効果も出やすいので、早く効果が出ることを期待するならレーザー式の脱毛器がおすすめです。
カートリッジ交換式と本体交換式の特徴について
家庭用脱毛器には、カートリッジ交換式と本体交換式の脱毛があります。
カートリッジ交換式は、その名の通り、照射回数を使い切ってしまってもカートリッジを交換することで何度でも使用が可能です。それぞれのカートリッジを持つことで本体1つで家族や友達とシェアすることができるので、衛生的にも安心して使用することができます。また、カートリッジには種類がたくさんあり、脱毛のお手入れ以外にも美顔器としての機能があるものも多いです。
本体交換式は、カートリッジの交換ができないタイプで、簡単にいうと使い捨てということになります。使用可能な照射回数を打ち切ってしまうと本体ごと捨てるしかありません。
メーカーによって照射回数に違いがあるので、コスパ等そのへんもチェックして自分に合った脱毛器を選んでくださいね♪
冷却クーリング機能について
冷却クーリング機能とは、照射しながら同時にお肌を冷やしてくれる機能のことです。家庭用脱毛器にはこの冷却クーリング機能がついているものとついていないものがあります。冷却クーリング機能があると、照射による痛みや熱を和らげてくれるのが魅力の1つです。実際、「冷却クーリング機能がついている脱毛器の方が照射の際の痛みを感じにくい」といった口コミもあります。
また、冷却クーリング機能がついていない脱毛器だと、照射の前後で保冷剤等で自分で照射箇所を冷やさないとお肌に痛みや刺激を感じる場合があります。
痛みに弱い方や、毎回の照射前後に保冷剤等で照射箇所を冷やすのが面倒だなと感じる方は冷却クーリング機能がついている脱毛器の購入をおすすめします!
タッチセンサー機能について
タッチセンサー機能は、照射面と肌がしっかり密着していないと照射されない仕組みのことです。照射箇所に触れる前に誤ってボタンを押してしまって、目などに照射してしまわないようにするための機能です。
メーカーによっては、照射ボタンを押さなくても照射面と肌がきちんと密着すればタッチセンサー機能が反応し、自動的に照射されるものもあるので、短時間で効率的にお手入れをすることが可能です。
お子様がいる家庭だと、間違えて照射ボタンを押してしまっても無駄打ちや目など危険な箇所への照射を防ぐことができて安心して使用できますね。また、無駄打ちが減ることでカートリッジや本体の照射回数を無駄にすることなく使い切ることができるのもタッチセンサー機能のメリットといえます。
照射レベル調整機能について
家庭用脱毛器では、照射のレベルを段階的に調節できる機能がついているものを選ぶのがおすすめです。
基本的にはどのメーカーも5段階前後の照射レベルの調節が可能かと思います。
脱毛に慣れていないはじめのうちは、痛みを強く感じてしまうことがあるので低いレベルからスタートして、慣れてきたらレベルをあげて照射していくと効果的です。
また、デリケートゾーンや皮膚の柔らかく薄い箇所は痛みが強く出ることがあるので、弱めのレベル設定ができる脱毛器の方が、無理なく使用することができます。痛みを我慢してでも高いレベルで照射するのは、お肌にダメージを与えるだけでなく、脱毛自体が負担になってしまいかねません。無理のない範囲で使えるかどうかも、脱毛器を使用するうえでの大切なポイントの一つです。
家庭用脱毛器で脱毛効果が得られる仕組み

「ほんとに脱毛できることってあるの?何度やってもしっかり毛が生えてくるんだけど。」薄くはなっているきもするけど・・・不安になっていこのページを見ていると思います。先に答えを言うと、「大丈夫です!継続は必要ですがきちんとなくなります」。ですが、効果が薄いならタイミングが少し間違えているかもしれません。
「脱毛で重要なのは毛周期にあわせて(成長期のタイミング)施術すること」です。
脱毛サロンであればタイミングに合わせてコントロールしてくれます。「次は50日後にしてくださいねー」などと、サロン側が部位によってコントロールしてくれますが、家庭用の脱毛器を使っている方に関してはそうはいきません。ご自身で脱毛の施術のタイミングを管理することになります。
部位によって毛周期が違うので、施術したタイミングを記録しそのタイミングに合わせ、さらに成長期のタイミングで施術してください。
家庭用脱毛器の仕組みとは?
家庭用脱毛器の仕組みは「フラッシュ(光)脱毛器」だと、機械から照射される光が毛穴の中の黒い部分(メラニン色素)を刺激して毛根にダメージをあたえることでムダ毛を抑制します。
「レーザー脱毛器」は、照射したレーザーが黒い部分(メラニン色素)に当たるとレーザーの光エネルギーが熱に変わります。この熱が毛根にダメージをあたえて脱毛の効果を得ることができます。どちらも脱毛サロンや医療脱毛のクリニックで使用されている方式です。家庭で安全に使用できるように照射パワーは抑えて製品化されているので、脱毛効果はサロンやクリニックよりは低く、脱毛完了までの照射回数もより多く必要になります。
脱毛の方式はサロンやクリニックと同じですが、効果には違いがあり、家庭用脱毛器で永久脱毛の効果はありません。ムダ毛を抑制する・減毛効果があるぐらいに思っておくといいと思います。
脱毛器の光は成長期の毛にしか反応しない
家庭用脱毛器も、脱毛サロンや医療脱毛のクリニックと照射のメカニズムは同じで、機械から照射される光(またはレーザー)が、毛穴の中の黒い部分(メラニン色素)を刺激して毛根にダメージをあたえることで脱毛効果があります。
毛周期と脱毛効果の関係は深く、「成長期」の毛はメラニン色素が特に濃く、逆に「退行期」や「休止期」の毛はメラニン色素が薄いのが特徴です。家庭用脱毛器の光やレーザーは、「成長期」のメラニン色素が濃い毛にしか反応しません。
さらに、「成長期」の毛は体全体のムダ毛の約20%ほどしかなく、ほとんどは「退行期」か「休止期」の毛になります。効率的よく脱毛をすすめるために毛周期に合わせて照射するのが1番おすすめです。
毛周期について
毛周期と脱毛の効果には深い関係があります。
毛周期とは、毛の生え変わるサイクルのことで「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返します。
全体的にムダ毛が生えていても、照射による脱毛の効果は毛周期の「成長期」の毛にしか効果がありません。
1度の脱毛で「成長期」を迎えているムダ毛の割合は約20%ほど。毛周期は部位によってもバラバラなため、すべての毛が「成長期」というタイミングはありません。なので、定期的な照射をすることで脱毛が効果的になります。
また、毛抜きによる自己処理や生活習慣の乱れによるホルモンバランスの崩れから、毛周期が乱れてしまい、脱毛効果が得られにくくなるケースもあるので、気を付けましょう。自己処理はカミソリか電気シェーバーを使用して優しく剃ってくださいね。
成長期とは?
毛周期のサイクルの中で脱毛は、成長期の毛にしか照射しても反応しないとお伝えしましたが、成長期は「成長初期」と「成長後期」にわかれています。
「成長初期」は、毛母細胞の分裂が始まって皮膚の中でも毛の成長がはじまります。そのまま成長がすすみ「成長後期」では、毛母細胞が活発に分裂し始め、毛がより成長し、皮膚表面に出てきている状態のことをいいます。
なぜ成長期のムダ毛にしか脱毛効果を得られないのかというと、脱毛の機械は照射される光やレーザーが黒(メラニン色素)に反応することで脱毛の効果があるので、成長期の毛は毛乳頭からの養分で毛母細胞が活発にはたらき、メラニン色素が濃いのです。
メラニン色素が濃いと、照射の光やレーザーが強く反応し、毛根までダメージをあたえることができます。
退行期とは?
退行期とは、毛の成長が止まる時期のことをいいます。
毛母細胞の分裂スピードが遅くなり、ムダ毛が毛穴から離れて抜け落ちる準備をはじめる期間のことです。メラニン色素が薄い時期でもあるので、脱毛の効果は得られにくいとされています。
「成長期」の毛にしか脱毛効果がないとされていますが、「成長期」「退行期」「休止期」のムダ毛を見分ける方法はありません。腕や脚などの部位によっても毛周期はバラバラで、毛の状態を見て判断することももちろんできないですし、さらにムダ毛の生え変わりのサイクルは無数にある毛穴のひとつひとつ違うのです。
1度の照射で脱毛効果が得られる「成長期」の毛は全体の約20%といわれていて、大半が「退行期」と「休止期」の毛です。このことから、脱毛のお手入れには定期的な照射と長い期間が必要になります。
休止期とは?
休止期は、毛が抜け落ちて毛穴がお休みをする時期のことです。
引っ張ったり、なにもしていなくても髪の毛やまつ毛が自然と抜け落ちるのは、成長期を終えた毛が退行期や休止期に入ったためです。一定期間(部位によって期間は変わります)のお休みの後、また毛母細胞が活発になることで成長期へと毛周期のサイクルが戻る仕組みになっています。
休止期の毛もメラニン色素が薄く、脱毛の効果は最も得られにくいといわれています。脱毛器で毎日照射する意味がないのは、この毛周期が関係しているからです。成長期の毛にしか脱毛効果はなく、1度照射した箇所に何度照射をしても効果はありません。
次の成長期の毛に照射するために1~2週間程度の期間を空ける必要があるのです。
脱毛効果が実感しにくいケース・濃く太い毛
家庭用脱毛器では、脱毛の効果が比較的遅く、実感しにくい場合もあります。
脇やVIOなどのデリケートゾーンは濃く太い毛で、毛根部の組織がしっかりしているという特徴があります。毛が濃い箇所は、照射レベルによっては痛みが強く出る可能性が高いです。痛みに弱い方は照射レベルを下げて回数を重ねた方が良いですが、そうすると脱毛の効果を得るのに時間がかかってしまい、脱毛完了までの期間も長くなります。
だからといって、痛みを我慢して高い照射レベルで脱毛を続けるとお肌の負担になり、肌トラブルの原因にもなってしまいます。そうなると結果的に脱毛完了までの期間がのびてしまうので、無理のない範囲で照射前後の冷却や脱毛後の保湿等のケアも忘れず行いましょう。
脱毛効果が実感しにくいケース・産毛や細い毛
濃く太い毛だと脱毛の効果を実感しにくいとお伝えしましたが、その逆もあって、産毛や細い毛も脱毛の効果を実感しにくい傾向にあります。
脇やVIOなどの太く濃い毛は痛みが強く出やすい箇所なので照射レベルを落とすことで脱毛完了までの期間が長くかかってしまいますが、産毛や細い毛に関しては、メラニン色素が他の箇所より薄いので、毛根までしっかり照射して脱毛の効果を得ようとすれば照射レベルを上げなければいけません。照射レベルをあげるともちろんお肌にあたえるダメージも大きくなってしまいます。
痛みやダメージが大きいとどうしても脱毛完了までの間隔が空いてしまいます。産毛や細い毛に関しては、根気強く脱毛完了まで長い期間がかかると考えておくといいと思います。
脱毛効果が高い!人気の家庭用脱毛器5選

使い方も理解できたと思いますで、私が購入する際に悩んだ脱毛器5つ(【ケノン】エムロック・【脱毛ラボホームエディション】脱毛ラボ・【シルクエキスパートPro5】・RAUN・【LAVIE】ラヴィ・【トリア パーソナルレーザー脱毛器X4】トリア)をご紹介していきたいと思います。山のように各社から販売されているので迷いに迷老いましたが、私は「ケノン」を購入しましたので、おすすめはケノンになりますね。
なぜ、ケノンだったのかは、
- 照射範囲が広い|めんどくさがりなのでちまちまやりたくない
- VIOができるかどうか?背中などはどうしてもできないのでサロンでやってもらうとして、できる部分、まめにやりたい部分(ワキやVIO)をできないと意味がないってくらい
- 照射レベル|小さいよりは、大きい方がいいに決まっているので、大きいものを選んだ、マックスでやり続けても効果がないというのが一番腹が立つ
- 安い|コスパの問題
2人に1人がもっている家庭用脱毛器。みなさんもコスパがよく自分に合った脱毛器を購入してムダ毛にさよならしてください!
【ケノン】エムロック

ケノンは家庭用脱毛器の中でも圧倒的な人気があります。
カートリッジ交換式の脱毛器で、カートリッジの種類も豊富で照射箇所に応じて使い分けをすることもできます。本体さえあればカートリッジを別で購入して家族やお友達とシェアできるのも魅力の1つです。カートリッジ毎に照射をカウントしてくれて、衛生面でも安心して使用することができます。また、シミ取りやスキンケア等のカートリッジもあるので、脱毛のお手入れが完了しても美顔器として半永久的に使用することが可能です。脱毛とスキンケアの両方で考えても、コスパめちゃくちゃいいと思います。
ケノンには冷却機能はついていないので、保冷剤で冷やしながらのお手入れをおすすめします。
【脱毛ラボホームエディション】脱毛ラボ

「サロン品質を、おうちで」ということをコンセプトに作られた脱毛サロンの「脱毛ラボ」が考案した家庭用脱毛器です。1照射あたり約10ジュールという脱毛サロンとほぼ同等の照射パワー出力を実現しています。
照射パワーは5段階から選べるので、照射箇所や痛みに合わせて調整も可能です。
顔やVIOを含め、全身に対応していて男性のヒゲ脱毛にも効果を発揮します。冷却クーリング機能も搭載しているので、めんどくさい照射前後の冷却も必要なし。
また、連続照射機能もあり、照射の度にボタンを押さなくてもいいので、全身への照射がわずか約15分で完了します。「高性能タッチセンサー」のおかげで、凹凸が多い指や顔、手や足の甲、自分では照射しにくい背中等も楽にケアできます。
【シルクエキスパートPro5】BRAUN

電動シェーバーで有名なBraunの「シルクエキスパートPro5」は、顔から足まで全身に照射できる、脱毛サロンと同じIPL方式の光脱毛ができる家庭用脱毛器です。連続照射モードだと、フラッシュの照射間隔が0.5秒なので、短い時間で全身をお手入れできるのがメリットです。
照射の際の出力パワーは自動で調整してくれる機能が搭載されているので、肌の色に合わせて負担の少ないケアが可能です。顔や脇、VIOなどのデリケートゾーンへのケアに最適なコンパクトヘッド付きで、モードも「普通」「やわらか」「超やわらか」モードの3段階から選ぶことができます。「やわらか」「超やわらか」モードでは照射パワーを落として肌をいたわりながら脱毛してくれます。
継続的な照射で毛穴にもアプローチできるので、脱毛しながら同時に美肌ケアもできてしまう優れものです。
【LAVIE】ラヴィ

「業界最高クラスの光パワーを自宅で体験」がコンセプトになっている家庭用脱毛器。照射面積は6㎠で、細かい部分にも使いやすいです。
小型で小回りがきく設計になっていて、重量はわずか110gなので、扱いやすさも抜群。片手でラクラク脱毛できてしまいます。最大照射回数はマックスで100万回程度となっていますが、カートリッジ交換ができるので半永久的に使用できます。美顔カートリッジも別売りであるので、ヘッドを交換するだけで人気のフォトフェイシャル美顔器として使用可能なのもとても魅力的。
パワーは7段階で調整が可能です。肌のコンディションや照射箇所、毛の濃さに合わせて照射レベルを調整することができます。
顔やVIOの全身に使用できる安心の日本製の家庭用脱毛器です。
【トリア パーソナルレーザー脱毛器X4】トリア

クリニックで使用されているダイオードレーザー技術を開発したレーザーの専門家によって考案された商品。家庭用脱毛器では唯一のレーザー式脱毛を採用していて、医療脱毛で使用されている蓄熱式ダイオードレーザーを搭載した機種となります。光脱毛にはない脱毛力を取得し、特許を取得しています。3ヵ月程度で脱毛の効果が実感できるそうです。早いっ。
「光脱毛では物足りない」「早めに効果を実感したいけど自宅で脱毛したい」という人にはピッタリの脱毛器です。アメリカではFDAの認可も得ているので、安心して使用できる商品です。カートリッジ等の部品交換は一切不要なので、ランニングコストがかからないのも嬉しいポイント。レーザー脱毛は痛みが強いといわれていますが、照射レベルは5段階で調整可能なので低いレベルで照射すると痛みに弱い方でも安心できます。
家庭用脱毛器の効果はいつから実感できる?のまとめ
今回は、家庭用脱毛器での効果の実感についてまとめました。
家庭用脱毛器では永久脱毛はできませんが、継続して使用することでムダ毛抑毛・減毛効果が得られるということが分かりました。
1~2週間に1度のお手入れで2~3ヵ月程度で脱毛の効果を実感できるかと思います。ですが、効果の実感には個人差があり、使用するメーカー、部位や照射頻度によっても違いが出てきます。
家庭用脱毛器おメリットはいつでも自分の好きなタイミングで脱毛のお手入れができることです。早く脱毛の効果を得たいとは思いますが、脱毛サロンやクリニックでの医療脱毛とは照射のパワーが違うので、根気強く長い期間でのお手入れが必要です。無理のない範囲で自分に合ったペースでお手入れをしてください♪
毛周期に合わせた照射や、全身の保湿ケアでも効果は変わってくるので頑張ってムダ毛のないお肌を目指しましょう!