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【脱毛で硬毛化?】予防・なりやすい人の脱毛対策と治る人の見分け方について

【脱毛で硬毛化?】なりやすい人の特徴や対策/見分け方やその後は放置で治るのか?
  1. 硬毛化とは?症状・原因/硬毛化が起こりやすい部位は?
    1. 硬毛化って何?/多毛化・増毛化とは?
    2. 硬毛化の原因1・レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起こる
      1. 医療レーザー脱毛でも硬毛化は起こる可能性がある
      2. 光(フラッシュ)脱毛でも硬毛化は起こる可能性がある
      3. 家庭用脱毛器でも硬毛化は起こる可能性がある
    3. 現時点では硬毛化の原因は解明されていません
    4. 硬毛化の症状1・毛質の変化(毛が太く硬くなる)
    5. 硬毛化の症状2・うぶ毛が多い部位にできやすい
    6. 硬毛化が起こりやすい部位は?
  2. 硬毛化の予防方法/硬毛化になってしまったときの対策
    1. 硬毛化の予防方法1・サロンやクリニックでムダ毛処理をする
      1. うぶ毛に適した脱毛器・ソプラノアイスプラチナムについて
      2. うぶ毛に適した脱毛器・メディオスターNextProについて
      3. うぶ毛に適した脱毛器・SHR式脱毛器について
    2. 硬毛化の予防方法2・セルフ脱毛を行う
      1. 除毛クリーム
      2. 電気シェーバー
    3. 硬毛化の対策1・サロンやクリニックでの施術を続ける(再照射も含む)
    4. 硬毛化の対策2・サロンやクリニックに相談してしばらく施術をお休みする
      1. 硬毛化した毛が自然と抜け落ちるのを待つ
    5. 硬毛化の対策3・ニードル脱毛(針脱毛)を検討する
  3. 硬毛化のよくある質問/見分け方は?
    1. 硬毛化を放置するとどうなる?酷くなる事はない?
    2. 硬毛化はサロンやクリニックで再照射の相談はできる?
    3. 光脱毛よりも医療脱毛の方が硬毛化になる可能性は高い?
    4. 硬毛化になる確率はどのくらい?稀な現象って本当?
    5. 硬毛化を見分けるポイントは?
      1. 施術後どのくらいで硬毛化の症状が現れる?
      2. 何回くらいの照射で硬毛化することが多い?
      3. うぶ毛が多い部位に硬毛化することが多い?
    6. 硬毛化したムダ毛を自分で抜いても良い?
  4. 硬毛化って何?症状や予防方法についてまとめ

硬毛化とは?症状・原因/硬毛化が起こりやすい部位は?

脱毛 硬化

硬毛化って何?/多毛化・増毛化とは?

硬毛化は、光脱毛やレーザー脱毛を受けた後に、脱毛をはじめる前よりも毛が太く、濃くなってしまう現象のことです。

「脱毛に通っているのに、逆に毛が太く濃くなった気がする」

「ムダ毛の量が減らず、むしろ増えてきている」

というように感じる方は、硬毛化や多毛化・増毛化が起こっているかもしれません。

硬毛化と多毛化・増毛化は、同じように見えてしまうこともありますが、仕組みが違います。

硬毛化は脱毛後に太く濃い毛が生えてくることで、多毛化・増毛化は脱毛する前よりも毛が増える、増えたように感じることを指します。

これらは脱毛の副作用で、脱毛をするうえでのリスクともいえます。

性別や年齢、体質等に関係なくすべての人に起こりうる可能性があります。

硬毛化の原因1・レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起こる

硬毛化が起こるとされている原因の1つ目は「レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起こる」といわれています。

実は、硬毛化が起こる原因はまだはっきりと解明されていません。ただ、脱毛の副作用として硬毛化が起こるのでレーザーや光(フラッシュ)を照射することが原因の1つとされています。

脱毛に使用されるレーザーや光(フラッシュ)は、メラニン色素に反応することで熱エネルギーに変換され、毛の発毛組織へ熱ダメージを与え、脱毛効果を得ることができる仕組みとなっています。

しかし、照射によって本来は抜けるはずだった毛の発毛組織が何らかの理由で逆に活性化されてしまい、硬毛化が起きてしまうのではないか?といわれています。

医療レーザー脱毛でも硬毛化は起こる可能性がある

医療レーザー脱毛は、毛の黒い色(メラニン色素)に反応して熱を発生させ、その熱の力で毛の成長に関係する毛根にある細胞と発毛に必要な栄養を供給しているバルジ領域という部分を破壊することで永久脱毛の効果をもたらすというメカニズムを持っています。

発毛組織が破壊されてしまえば、その毛穴から毛が再生することはありません。

しかし、うぶ毛や細い毛に十分な熱が加えられないと、熱の刺激で細胞と発毛組織の働きが促進されてしまい、硬毛化が起きてしまう可能性があるのです。

クリニックによっては、硬毛化だと確定した段階で「ニードル(針)脱毛」へと移行してくれたり、コース終了後でも一定期間は無料で照射を続けてくれるなどの保証制度があるようなのでカウンセリング時に確認しておくことをおすすめします。

光(フラッシュ)脱毛でも硬毛化は起こる可能性がある

エステサロンや脱毛サロンで施術される光(フラッシュ)脱毛でも、医療レーザー脱毛と同様に硬毛化が起きてしまう可能性があります。

なぜなら、多くのサロンで採用されている一般的な脱毛方法「IPL脱毛方式」は、医療レーザー脱毛と仕組みは同じで照射のパワーが違うだけなのです。(発毛組織を破壊するほどの照射パワーはないので、永久脱毛の効果はない。)

IPL脱毛方式は、太く濃い毛はメラニン色素が多く、高い脱毛効果を発揮します。

しかし、うぶ毛や細い毛などはメラニン色素が少なく、太く濃い毛に比べるとあまり脱毛効果を得られません。

その結果、中途半端に熱エネルギーを与えてしまい、逆に発毛組織が活性化して硬毛化が起きてしまうという現象があるようです。

家庭用脱毛器でも硬毛化は起こる可能性がある

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自宅で手軽に脱毛ケアができる家庭用脱毛器でも、硬毛化が起こる可能性があります。

多くの家庭用脱毛器で光(フラッシュ)脱毛のIPL脱毛方式が採用されていて、脱毛サロンが監修・開発し、サロン級の照射パワーを誇る家庭用脱毛器もあります。

医療レーザー脱毛や脱毛サロンでの(フラッシュ)脱毛と照射の仕組みは同じなので、家庭用脱毛器でも同様に硬毛化のリスクがあります。

家庭用脱毛器は自分で照射パワーを調節できるものが多く、また慣れていないうちはムダ毛にうまく熱ダメージを与えられず、硬毛化が起きてしまうことも。

家庭用脱毛器には硬毛化が起きてしまっても保証はなく、結果的に医療レーザー脱毛や脱毛サロンに通わないといけなくなってしまう可能性もあるので、購入前にそういったリスクがあるということも頭に入れておきましょう。

現時点では硬毛化の原因は解明されていません

硬毛化が起きてしまう原因として、レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起きてしまうということを、お伝えしましたが、実ははっきりとした原因は現時点ではまだ解明されていません。

また、どのくらいの毛の量が硬毛化するのかも個人差があったり、硬毛化の程度も照射してみないと分からない、というのが現状です。

ただ、原因は分かりませんが、硬毛化が起きやすい部位などは傾向があるようです。

医療レーザー脱毛や脱毛サロン、家庭用脱毛器など、どの脱毛器を使っていても硬毛化のリスクがあり、どのクリニックやサロンで硬毛化の現象が起こっても不思議ではありません。詳しい原因がまだわかっていないので、絶対に起こらないとは残念ながら言えないのです。

硬毛化の症状1・毛質の変化(毛が太く硬くなる)

硬毛化の症状は、その名の通り毛が太く濃くなったり、硬くなるといった毛質の変化が起こります。

クリニックやサロンでも同じですが、1回では脱毛の効果は得られません。

毛周期のサイクルに合わせて2~3ヵ月に1回の施術間隔が理想で、1回の施術でムダ毛全体の約20%に脱毛効果を得られます。(脱毛効果を得られる成長期にあたるムダ毛が全体の約20%であるため。)

なので、最低でも5~6回の施術が必要で、徐々にムダ毛が生えてくるペースがゆっくりになったり、生えてくるムダ毛の量が少なくなってきます。

しかし、5~6回の施術を終えても脱毛効果は見られず、逆に毛が濃く太くなったり毛量が増えたかなと感じた場合は、硬毛化や多毛化・増毛化の症状が起きているのかもしれません。

硬毛化の症状2・うぶ毛が多い部位にできやすい

基本的に、わき・すね毛・VIOラインなどのもともと濃く太い毛質にはメラニン色素が多く、脱毛効果も得られやすいので、硬毛化は起きにくいとされています。

逆に細くやわらかい毛やうぶ毛が多い部位はメラニン色素が少なく、施術の際の照射エネルギーが伝わりにくいので、弱い熱ダメージが逆に刺激となって細胞や発毛組織の働きが活性化されてしまい、硬毛化という現象につながってしまう可能性があります。

うなじやフェイスラインなどは、硬毛化しやすいとされているので、あまりムダ毛が気にならないというのであれば、この部位の照射を避けてもいいかもしれません。

また、あくまでも起こる可能性が高いとされているだけで、必ずしも硬毛化が起きる訳ではないですし、逆を言えばすべての毛が硬毛化を起こす可能性をもっています。

硬毛化が起こりやすい部位は?

硬毛化が起こりやすいのは、

  • フェイスライン
  • うなじ
  • 背中
  • 二の腕

などが挙げられています。この中でも肩やうなじは特にうぶ毛が多い部位なので、硬毛化のリスクが高いとされています。

ただ、こういった部位はもともと毛が薄かったりうぶ毛が多いので、施術が2~3回では硬毛化が起きているかの自己判断ができず、さらに脱毛の施術をするときは事前にムダ毛処理を行ってからサロンやクリニックに来店することがほとんどなので、スタッフさんも硬毛化が起きているかの判断が難しいです。

脱毛に通っているのにムダ毛が濃くなった、毛の量が増えたような気がする、などと気になった場合は、自己処理前に気になる部位の写真を撮っておいて、施術のときにスタッフさんに相談してみるといいかもしれません。

硬毛化の予防方法/硬毛化になってしまったときの対策

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硬毛化の予防方法1・サロンやクリニックでムダ毛処理をする

硬毛化になってしまう原因として良く言われているのが「脱毛しきれなかったムダ毛が、熱ダメージによって活性化し、硬毛化してしまう」ということです。

しっかり脱毛効果を得るには十分な照射パワーが必要になるのでサロンやクリニックでのムダ毛処理がおすすめです。

さらに言えば、クリニックでの医療レーザー脱毛の方が照射パワーが強く、発毛組織を破壊することができ、永久脱毛の効果があります。発毛組織が破壊された毛穴からは毛が生えてこないので硬毛化の心配はありません。

また、うぶ毛に効果的な脱毛器

  • ソプラノアイスプラチナム
  • メディオスターNextPro
  • SHR式脱毛器

があるクリニックやサロンだとより硬毛化のリスクを防ぐことができるかと思います。

これらの脱毛器については、これから説明しますね!

うぶ毛に適した脱毛器・ソプラノアイスプラチナムについて

ソプラノアイスプラチナムは医療レーザー脱毛器で、低出力のレーザーを連続照射するという蓄熱式の脱毛方法です。

従来のレーザー脱毛器は、高出力のレーザーを1ショットずつ照射するという方法が一般的でした。

この方法は、日本人の黒いムダ毛にはよく反応して高い脱毛効果を得られる一方で、照射時の強い痛みや色黒の方には火傷などのリスクが高まるので施術ができない、ということが課題として挙げられていました。

こういった問題を解決したのが蓄熱式の脱毛器「ソプラノアイスプラチナム」なのです。

痛みが少なく、毛根ではなく発毛の指令を出すバルジ領域をターゲットとしているので、従来では脱毛効果を得られにくかったうぶ毛にも高い脱毛効果を発揮します。

ソプラノアイスプラチナムは医療レーザー脱毛器なので、クリニックで施術を受けることができます。

うぶ毛に適した脱毛器・メディオスターNextProについて

メディオスターNextProは、蓄熱式脱毛方法の医療レーザー脱毛器です。

2種類のダイオードレーザーを照射することが可能で、うぶ毛から太く濃い毛までバランス良く脱毛効果を発揮します。

蓄熱式の脱毛方法なので、従来の脱毛器では施術が難しいとされていた色黒肌の方や敏感肌の方などにも幅広く対応します。

顔などの細くやわらかい毛やうぶ毛にも高い脱毛効果を期待できるので、硬毛化のリスクも低いといわれています。

また、蓄熱式の脱毛方法は、弱い熱を連続で照射していくので痛みも少なく、照射した箇所がじんわり温かくなる程度です。痛みに弱い方でも安心して施術を受けることができます。

メディオスターNextProは医療レーザー脱毛器なので、クリニックでの施術になります。

うぶ毛に適した脱毛器・SHR式脱毛器について

脱毛サロンや医療レーザー脱毛のクリニックで一般的な脱毛方法は、毛乳頭(毛細胞)とつながっている成長期の毛や毛根(黒いメラニン色素)に熱を与え、アプローチする脱毛方法で、IPL脱毛方式です。

一方、SHR脱毛は毛根ではなく、バルジ領域(毛が生えるように指令を出す部位)と毛包自体にダメージを与えることで脱毛効果を得ます。

成長期の毛根に照射する必要がないので、毛周期に関係なく施術が可能で、従来の施術間隔よりも短い間隔で照射できるので脱毛完了までの期間も短縮できます。

また、メラニン色素にダメージを与える脱毛方法でもないので、うぶ毛や細くやわらかい毛にも高い脱毛効果を期待できます。さらに、今までは難しかった日焼けした色黒肌の方や金髪・白髪のムダ毛にも照射が可能でしっかり脱毛効果を得ることができます。

硬毛化の予防方法2・セルフ脱毛を行う

硬毛化は、セルフ脱毛を行うことでも予防できます。

原因がまだ解明されていないので、自分に硬毛化が起きてしまうかは脱毛をはじめてからじゃないと分かりません。

そもそもの硬毛化のリスクを避けるためにサロンやクリニックに通うのではなく、セルフ脱毛を行いましょう。

セルフ脱毛は、脱毛効果はなく、あくまでも除毛効果で、ムダ毛が生えてこないという状態にはなりません。

また、硬毛化しにくいとされているわきやVIOラインなどの太く濃い毛はサロンやクリニックで部分脱毛に通い、その他のムダ毛がきになる部位はカミソリや電気シェーバー、除毛クリームなどでセルフ脱毛をするといいですね。

その間に硬毛化の原因が解明されることを願いましょう。(笑)

除毛クリーム

除毛クリームは、ムダ毛が気になるところにクリームを塗り、一定時間が経過したら拭き取って洗い流すだけでムダ毛処理が簡単にできます。

クリームを塗って放置、洗い流すだけなので、広範囲のムダ毛処理も楽に行うことが可能です。

除毛クリームに配合されている成分がムダ毛のたんぱく質を溶かすので、毛穴に残った毛の毛先は丸くなり、処理後に伸びてきた毛もチクチクしません。

お肌にダメージがないわけではないので、毎日の使用は避け、記載されている放置時間もきちんと守りましょう。ちなみに、理想の使用頻度は1週間に1回です。

また、ツンとしたニオイが気になる方は香料入りのものを、お肌へのダメージが気になる方は低刺激のものをおすすめします。

電気シェーバー

ムダ毛処理で1番使用されているのはカミソリだと思いますが、電気シェーバーはカミソリよりもお肌を傷つけにくく、ダメージが少ないです。

カミソリとは違って刃が直接お肌に触れることがないので、お肌への負担も少なく、アタッチメントを交換できるタイプ1つあれば顔から身体・デリケートゾーンまで全身すべてのケアができるので、持っておくととても便利です。

使用方法は電気シェーバーをお肌に対して垂直に当て、毛の流れに逆らうように逆剃りしていきます。

長いムダ毛をシェーバーで剃る場合は、毛が刃に絡まってしまうので事前にハサミでカットしておくとスムーズです。

また、防水タイプはお風呂でムダ毛処理できるので処理後の毛の掃除も簡単です。

硬毛化の対策1・サロンやクリニックでの施術を続ける(再照射も含む)

硬毛化の症状は、毛が太く濃く変化します。

毛が太く濃くなれば毛が細かったときよりも毛根のメラニン色素が多くなり、照射による反応も高くなり、脱毛効果が高まる可能性もあります。

そのため、硬毛化が起きてしまってもサロンやクリニックでの施術を継続して続けてみてもいいでしょう。

硬毛化した毛にもしっかり脱毛効果が得られれば、解消されることもあります。

硬毛化は、施術回数が6回前後の初期の段階で起きることが多いので、10回以上の回数コースや通い放題を契約されている場合はそのまま施術を続けるサロンやクリニックが多いようです。

中には、硬毛化に対して保証制度を設けているサロンやクリニックもあり、コース終了後も無料で再照射を行ってくれる場合もあるので、スタッフさんに相談してみてください。

硬毛化の対策2・サロンやクリニックに相談してしばらく施術をお休みする

硬毛化が起きてしまった場合、サロンやクリニックに相談してしばらく施術をお休みするという方法も1つです。

毛には毛周期があり【成長期→休止期→退行期】という生え変わりのサイクルを繰り返しています。

施術をお休みしている間に硬毛化した毛が毛周期を経て自然に抜け落ち、新たに生え変わった毛は元の細さに戻っているという可能性もあります。

契約しているコースにもよりますが、脱毛サロンやクリニックには契約期間が設けられていることがほとんどです。休会の手続きをしないと契約期間が過ぎてしまい、施術回数を消化しきれないということもあるかもしれません。硬毛化が原因で施術をお休みする場合は、契約期間も伸ばしてもらえるよう、スタッフさんに相談してみましょう。

硬毛化した毛が自然と抜け落ちるのを待つ

すべての毛には毛周期というサイクルがあり、生え変わりを繰り返しています。ムダ毛処理など何もしなくても毛が抜け落ち、しばらくするとまた新しい毛が生えてきます。

髪の毛やまつ毛が何もしなくても抜け落ちてくるのも、毛周期のサイクルを繰り返しているからです。

硬毛化した毛も例外ではないので、自然と抜け落ちるのでなるべく自己処理をせず、そのまま放置して生え変わるのを待ちましょう。生え変わった毛は、硬毛化しておらず元の毛の細さに戻っていることがあります。

ただ、人によっては新しく生えてきた毛も、また硬毛化しているという場合もあります。

その場合には、照射を繰り返すか、ニードル(針)脱毛に切り替えるということも検討しましょう。

硬毛化の対策3・ニードル脱毛(針脱毛)を検討する

硬毛化した毛に照射を続けてみても、施術をお休みして毛が生え変わるのを待ってみても、硬毛化の改善が見られない場合は、ニードル脱毛(針脱毛)を検討してみましょう。

ニードル脱毛は、毛穴1つ1つに極細の針を挿して電気で毛根の細胞を破壊する脱毛方法です。

なぜニードル脱毛が硬毛化した毛に効果的かというと、ニードル脱毛は硬毛化の原因とされている医療レーザー脱毛や光(フラッシュ)脱毛の「熱」を利用した脱毛方法ではなく、毛穴に針を挿して電流を流すので、硬毛化した部分の毛根も完全に破壊させることができるからです。無敵です。(笑)

ただし、ニードル脱毛は施術には時間がかかること、強い痛みを伴うことがデメリットとして挙げられます。

また、医療行為に該当するためクリニックでしか施術を受けることができません。

硬毛化のよくある質問/見分け方は?

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硬毛化を放置するとどうなる?酷くなる事はない?

硬毛化が起きてしまったら、しばらく脱毛を休んで期間をあけると刺激が少なくなり、毛の細胞が元に戻るから改善するという説があります。
ただ、その一方で放置するのではなく、施術間隔をあけずに変わらず継続して照射を行った方が改善するともいわれています。
硬毛化は原因も解明されていないので、改善方法も明確なものはありません。
万が一、硬毛化が起きてしまった場合はスタッフさんに相談し、毛の状態を見ながらその都度対策を取っていくということが必要になります。

また、多毛化・増毛化は脱毛を行ったことにより脱毛する前よりも毛が増えたり、増えた様に感じる現象です。基本的に何も生えてない様に見える毛穴から毛が生えてきますが、毛穴の数は一定のため、ずっと毛が増え続けるという訳ではありません。

硬毛化はサロンやクリニックで再照射の相談はできる?

サロンやクリニックによっては、硬毛化に対する保証制度を設けているところもあります。

保証内容は、硬毛化した部位に対してはコース終了後に最大で1年間の再照射を保証するものや、クリニックは医師が在籍しているので出力を上げて照射したり、必要に応じて医師の治療を受けられるクリニックもあります。

サロンやクリニックによってはカウンセリング時に硬毛化のリスクを説明してくれないところもあるので、硬毛化が起きてしまってからの対応になるところもありそうです。(実際、私がカウンセリングを受けた脱毛サロンでは硬毛化のリスクについて説明はありませんでした。)

そのまま照射を続けてみて、改善が見られないようであれば再照射をしてくれる可能性もあるので、まずは通っているサロンやクリニックのスタッフさんに相談してみてください。

光脱毛よりも医療脱毛の方が硬毛化になる可能性は高い?

硬毛化は、医療レーザー脱毛でも光(フラッシュ)脱毛でも家庭用脱毛器でも起こる可能性があります。

はっきりとした原因は解明されていませんが、熱エネルギーを使用した脱毛方法で硬毛化が起こるとされているので、ニードル脱毛(針脱毛)以外の脱毛方法では硬毛化のリスクは避けることができません。

しかし、照射の熱が弱く、脱毛しきれなかった毛が何らかの理由で逆に発毛組織が活性化してしまって硬毛化が起きてしまうという可能性もあるとされています。

その場合には、照射のパワーがより強く、毛根を破壊することが可能な医療レーザー脱毛の方が硬毛化が起きるリスクは低いといえます。発毛組織が破壊された毛穴からは毛が再生されることがないからです。

硬毛化になる確率はどのくらい?稀な現象って本当?

硬毛化になりやすいのはうぶ毛のような毛が薄い部位とされています。ただ、それ以外の部位では絶対に硬毛化が起きないというわけではないので、あくまで参考程度に頭に入れておいてください。

ここまで言ってしまうと、硬毛化を起こしている人が多いのかと心配になってしまう方もいるかと思いますが、硬毛化になる確率は世界規模のデータで約7〜8%、日本のクリニック統計で見ると、約1%の割合です。

しかし、可能性だけでいえば脱毛する上で硬毛化のリスクは避けられません。

不安になると思いますが、実際に硬毛化するのは稀で、大多数の人は硬毛化しないということを覚えておきましょう。

また、脱毛効果が高ければ硬毛化のリスクも下がるので普段からお肌の調子を整えておくこともオススメします!

硬毛化を見分けるポイントは?

施術後どのくらいで硬毛化の症状が現れる?

硬毛化は施術後すぐに分かるわけではなく、毛が生えてきて皮膚の表面に出てくるまでにある程度時間がかかる(だいたい1~3か月)ので、照射直後に硬毛化したかどうかをすぐ確認することはできません。

硬毛化の見分け方は「周りの毛に比べて一部分が、他の毛と比べて太く濃い毛質かどうか」です。

明らかに毛質が違うと感じる場合は、硬毛化の可能性が高いでしょう。

また、照射直後にムダ毛が濃くなったと感じるなら、一時的に毛が濃く見えているだけの可能性もあります。

照射や照射前の自己処理などで毛の断面が大きくなり、毛が太く見えることがあります。(男性の髭やVIOなどの毛が濃い部位は特にそう感じやすいですが、もともと毛が太く濃い部位は硬毛化になるリスクは低いとされています。)

何回くらいの照射で硬毛化することが多い?

これまでのデータやサロン・クリニックなどからの報告によると、硬毛化が起こるまでの回数は、数回〜数十回と結構な幅があって、何回目から起こるとは一概には言えないようです。

ただ、3~4回目の照射ぐらいから徐々に始まり、5回目以降で確認されることが多いと言われています。

これはメラニン色素の少ないうぶ毛を脱毛するために、何度か照射を重ねていく中で硬毛化することが多いからです。以上のことから、何度か施術を受けた後、もともと毛の薄かった部位に太い毛が生えていた場合に硬毛化が疑われます。

施術の際には事前に自宅での自己処理を行う必要があるので、ムダ毛処理をしてしまうとサロンやクリニックのスタッフさんも硬毛化が起きているかの判断ができません。

硬毛化が不安な場合は、ムダ毛処理前の毛の状態を写真に残してスタッフさんに相談してみるといいですよ。

うぶ毛が多い部位に硬毛化することが多い?

硬毛化が起こりやすいのは、

  • フェイスライン
  • うなじ
  • 背中
  • 二の腕

などで、これらの部位に共通しているのはうぶ毛が多いということです。特に肩やうなじは、うぶ毛が密集している部位なので、脱毛器が反応しにくい毛も出てきてしまい硬毛化が起こる可能性が高い部位です。

逆にわきやヒゲ、VIOラインなどの太く濃い毛は照射の熱が反応しやすく、脱毛効果も高いので硬毛化のリスクは低いといわれています。

硬毛化が起きる原因はまだはっきりと分かってはいませんが、うぶ毛が多い部位に硬毛化が起きることが多いというデータがあるので、脱毛するときにはうぶ毛や細くやわらかい毛にも効果的な蓄熱式(SHR脱毛)の脱毛方法を選択するといいかもしれません。

硬毛化したムダ毛を自分で抜いても良い?

硬毛化した毛を自分で抜くことはおすすめしません。

硬毛化した毛は太く濃くなり目立ってしまうので、つい毛抜き等で抜いてしまいたくなりますが、できればそのままの状態でサロンやクリニックに相談することをおすすめします。

そもそも、脱毛に通っている期間に毛抜きを使ってムダ毛処理をすること自体が毛穴には刺激となるため、良くありません。

ムダ毛を毛抜きで抜くという方法は、毛周期が乱れる原因にもなりますし、逆に硬毛化に引き起こす原因でもあります。さらに、毛抜きでのムダ毛処理方法は毛を根っこから引き抜いてしまうので毛根にメラニン色素が残っておらず、次に脱毛サロンやクリニックで照射をした時に脱毛効果を得られなくなってしまう場合があります。

硬毛化って何?症状や予防方法についてまとめ

脱毛をするうえでのリスク、硬毛化についてまとめました。

レーザー脱毛でも光(フラッシュ)脱毛でも、照射の熱を利用して脱毛効果を得る脱毛方法には硬毛化が起きてしまうリスクがあります。
ただ、硬毛化が起きてしまう原因はまだはっきりとは分かっていません。

これまでのデータや傾向からうぶ毛が多い部位に硬毛化が起こりやすいとされています。

また、原因がはっきりと分かっていないので解決方法も明確なものはありません。

施術をお休みした方が良いとされていたり、継続して照射した方が良いなど、さまざまです。

サロンやクリニックによっては硬毛化に対して保証制度を設けているところもあります。

硬毛化に対して誰でも起こりうるということ、脱毛をするなら硬毛化のリスクは避けられない、と説明してきましたが、実際日本の統計で見てみると、硬毛化が起こる確率は1%、100人に1人ということなので、基本的には心配しなくても大丈夫でしょう。

それでも不安な方はうぶ毛に対しても高い脱毛効果がある蓄熱式(SHR脱毛)の脱毛方法を採用しているサロンやクリニックを選ぶことをおすすめします。

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